2010年11月24日水曜日

隠蔽捜査

午前中、義父をI眼科に連れて行き、「今回で終わりです。残っている目薬はもう差さないでいいです」。ということで、一応今回の眼科通いはこれで最後となり、ひと安心。患者の多さにかなり遅くなることを覚悟していたのが、案外早く診察を終え、10時にはもう家に。

妻は、亡くなった母親の墓へ。僧侶に墓石を「ただの石」にしてもらうために「仏説阿弥陀経」を唱えてもらいに墓地へ行っていました。昼からは、私も一緒に墓石業者が墓石に法名などを刻むために持ち帰ってもらうのに立ち会い、買い物をして…。

今日、どうしてもしなければならなかったのは、これだけ。後は、今野敏の「隠蔽捜査」(新潮社文庫)を読んだだけ。

期待に反して、前半部分は「吉川英治文学新人賞」をもらった作品とは信じられないぐらいツマラナイ内容。主人公の「東大以外は大学ではない」という考えに反発してのことではなく、言葉の表現、心理の描き方が薄っぺらく(今野ファンの方、スミマセン)、「せっかく買ったのだから、最後まで一応読んでおこう」という気持ちで読み進めました。

後半部分にさしかかって、少しだけ見方が変わりました。「警察小説」というより「家族小説」的な展開に時間を忘れて読まされてしまいました。

この本と同時に「果断」(隠蔽捜査2)を買っておいたことを後悔せずにすみました。このブログをアップしたらその本を読み始めようと思っています。

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