2010年12月17日金曜日

奈良橿原殺人物語

昨日、図書館で借りてきた本をさっそく読み始めました。

一冊目は、秋月達郎著「奈良橿原殺人物語」(実業之日本社)から。一気に読み終えてしまいました。

橿原市立図書館にお目当ての本がなかったことは、昨日書きましたが、思わず手にしてしまったのがこの本。私の住む橿原市を舞台にするミステリー小説だったからです。開架されている冊数は少ないのに、あまり有名でもない本があるということは、「橿原市」が絡んでいることから司書さんが意図して購入されたのでしょう。


小説の中には、私のよく知る場所や行ったこと・見たことのある場所がたくさん出てきました。
我が家のすぐ近くの忌部山まで登場するとは、思ってもみませんでした。


主な舞台は、私の今は亡き義母が入院したことのあるH病院のすぐ近く。江戸時代の古い町並みの面影が家・町まるごと残る今井町。重要伝統的建物群保存地区になっていて、テレビでも時々紹介されている地区です。

妻のチカコを義母の病室に送りとどけ、待ち時間に2、3回ぶらっと散歩したことを思い出してしまいました。

その今井町の他に万葉文化館、昨日この本を借りた市立図書館、大和三山、益田岩船、甘樫丘などなど、私のよく知る場所が「殺人物語」に登場し、まさにイッキに読んでしまいました。
(12月23日に撮ってきました=益田岩船=)
小さく見えますが、東西11m、南北8mもあります

話の内容は、女性の全裸死体が発見され、その女性がある画家のモデルとして…。若過ぎる人、特に女性には少しだけ過激な、性的な描写も含まれる物語ですので、あえて触れないでおきます。ですが、大和の歴史に関心のある方にはお薦めの本です。性的描写にアレルギーのある方には、あまりお薦めはできませんが。(でも、ほんの一部分だけですので安心して下さい)
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