2011年5月20日金曜日

紫陽花(アートフラワー)

今日の記事は妻のチカコ自身の希望で、私が書かずにチカコが書きます。何もわからない私から質問攻めにあうのを避けたのでしょう。
=以下、チカコの書いた記事です=これで2回目です。

本物が咲くのはもう少し先のことですが、少し先取りして紫陽花を製作しました。花弁はたくさん必要なので、あらかじめカットしてある抜き弁を使用。紫陽花の何とも言えない薄紫や水色を表現するため染料を何度か混ぜて試し塗りをしました。また、花弁の布は薄絹とサテンを使用し、葉の布はサテン、ビロード、シールの三種類を使用しています。

花弁にコテを当てるのですが、全部で200枚あるうえに薄絹の花弁はコテを高温にすると焦げてしまうので何度もスイッチを入れたり切ったりしながらの作業で、骨が折れました。

コテ当てが終わった花弁の中央に目打ちで穴を空け、ワイヤーペップを通してボンドで固定します。とても地味で根気の要る作業です。

3輪を紙テープでまとめて、さらに3本を一組にしたものです。

葉の裏側にワイヤーを貼り、表から筋ゴテで葉脈をいれます。

同じ系統の色の花弁を組み合わせ、大、小の葉をつけて紫陽花の完成です。本物の紫陽花の微妙な色合いには及びませんが、複数の布を使用することで色が平坦になることを防げたように思います。もうすぐ久米寺や矢田寺には美しい紫陽花が咲きます。できれば足を運びたいと思っています。
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2 件のコメント:

  1. 紫陽花の微妙で繊細な色合いを出すべく200枚に亘る葉っぱを
    1枚1枚色を塗ったりコテをあてたり、と根気のいる作業を続けられたチカコさん。出来上がった写真が誇らしげにあなたの苦労を称えていますね。誰かさん言うところーの口の悪いワタクシメもただただ硝酸、じゃなくて称賛するのみです。

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  2. MR.BONE、じゃなくてBON様へ

    コメントをいただき、ありがとうございます。
    先生らしさのにじみ出た、心なごむコメント、ただただ硝酸、じゃなくて称賛するのみです。

    ああいう「作品」は音楽の表現と同じで、省略と誇張がカギだと少しずつわかってきたような気がします。お褒めのお言葉、チカコに読ませます。

    次回のコメントを楽しみにしてオリマス。

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