2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震

今日は、東北地方太平洋沖地震のことが気になり、退職以来初めて午前中ずうっとテレビを見ていました。かつて見たこともないような映像に釘付け状態でした。

昼食後、散歩をかねて墓参りと買い物へ。歩数計で7000歩程度の散歩でしたが、家に帰ってからも何もする気が起こらず、このブログも今日は休もうかなと思ったのですが…。

3時半現在、テレビでは死者、行方不明者あわせて1600人以上と報じています。観測史上初めてというマグニチュード8.8の超巨大地震。

記録を調べてみると、1896年の明治三陸地震津波(最大津波高38m)のときに、死者が津波災害史上最高の2万1959人。1993年の北海道南西沖地震津波(最大津波高13m)では、142人(全体では230人)。人数をくらべること自体に意味はないかもしれませんが、津波の恐ろしさを日本という国は過去幾度も経験してきました。

今回はこれらの経験による防災体制が役立たない地域もあったようです。地震の発生後すぐに津波が襲ってきた地域があったとのこと…。言葉がありません。

16年前の阪神・淡路大震災では、建物の倒壊とともに「火災」で大きな被害となりました。知人の息子さんが亡くなったり、ボランティアに行った知人がけがをしたり、松原アコのメンバーで直接現地に何度も行く人がいたり、もちろん私の家でも大きな揺れを感じ、いろんな意味で忘れることのできない地震でした。今なお「完全に復興した」とは言えない状況です。

今回は、地震そのものによる被害に加え、「津波」によって被害が甚大なものと(まだ実態が分からないのですが)なってしまいました。

遠い奈良で、ぼうっとテレビを見ているだけの私。「東海、東南海、南海の3地震同時発生の場合、死者想定最悪2万8千人」という数字におびえるだけの私。

新潟県中越地震のときは、当時5年生だったクラス(学年)の子たちと駅やスーパーマーケット等で放課後に立ち、募金を集めたり…、個人的にも募金をしたり…。

救出や救援は政治の責任ですが、個人として何ができるのか…。無力感に負けないようにしたいとは思っています。
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