2011年2月14日月曜日

共犯者

松本清張短編全集11「共犯者」(光文社)を読みました。

午前中、義父をかかりつけ医へ送ったりしているときには雪は降っていませんでした。帰るときには雪が舞い、それでも11日のようになるとは思ってもみませんでした。

本を読みながら、ときどき外を見ると、はじめの内は舞いおりては消え、を繰り返すばかり。1時間あたり後から変化が。見るたびに景色が変わっていきます。一つの短編を読み終えるたびに外の景色が気になり、何度も2階の窓から積雪の増す様を眺めました。

このブログを書く直前、11日と同じようにモクレンを飾る雪の写真をまた撮ってしまいました。

時間が経てば、11日のような見事な姿になるかもしれません。でも、そんなのんきなことを言ってはおられません。仕事から車で帰る娘のことが心配になってきました…。

肝心の「共犯者」のことを書くつもりが、また雪のことになってしまいました。少しだけ書いて終わります。

全集11は、昭和30年代後半の作品がほとんど。8編から成っていて、7編は「推理小説」。

若い頃に好んで読んだ清張の作品は「長編」が中心でしたが、さすがに清張! 「短編」の素晴らしさも味わわせてくれました。
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