自然と足は畝傍山の方向へ。大和三山の中で最も高い山、といっても標高199mほど。写真を撮ろうとしたら、ちょうど近鉄電車が通過。(今回の写真はクリックするとかなり拡大して見ることができます)
途中で振り返ると、忌部山の向こうに葛城山がうっすらと見えています。忌部山は標高108mの「丘」のような山で、丘陵の東北斜面で径5mの竪穴住居跡や弥生時代後期前半の土器、石器等が出土しています。忌部山の向こう側に我が家があります。
踏切を越えると、なつかしい「安さん池」が見えてきました。この池はヘラブナ釣りの管理池で、うどん、床釣り専用池です。若い頃、忙しい日程に少しでもすき間ができると、よくヘラブナ釣りに出かけていました。そうした池の内の一つです。昼ご飯をチカコが幼い娘を連れて届けてくれたこともありました。
少し進むと、もう畝傍山の麓。懿徳(いとく)天皇陵が目の前に。「天皇陵」というものは、ほとんど名前だけ。明治時代に初代神武天皇以下すべての天皇の墓があいまいなままに「陵」として指定されていき、古墳とその中に葬られている天皇とが一致しているものは全くの少数派。かの有名な堺市にある大山古墳が仁徳天皇陵? 羽曳野市の誉田山古墳が応神天皇陵? ほぼデタラメ。懿徳(いとく)天皇にいたっては、その存在さえあやしいものです。
ようやく、橿原神宮に到着。裏側から入ることになります。砂利道を歩いていると、油絵を描く女子大生?を二人発見。もう仕上がる直前の状態でした。
深田池には、白鳥やいろんな種類のカモがたくさんいます。アオサギやカモ、カワウなどは、我が家のすぐ近くを流れる曽我川にもよく現れます。
この続きは明日紹介します…
私は旅行とかあまり行かないからこういう写真とかみるといいな〜と思います。
返信削除そういえば父親の友人が考古学者だったので弥生時代とか縄文時代とか昔の石器のがらくたが実家にありました〜笑
musaさんへ
返信削除ネットで調べてみると、musaさんの住むT市にも古墳や遺跡が少なからずあるようですね。
保存や「公開」がどのようになされているかは知りませんが…。
地元の遺跡巡りをおすすめします。
アコーディオンの記事を書きたいのですが、まだ弾ける状態ではなく、つまらない記事ばかりでスミマセン。